Pray through music

すとーんずにはまった元バンギャの雑記。

2021-01-01から1年間の記事一覧

「僕らのピンク」考

HIKAKINさんコラボ動画を観てて考えていることを一旦投下。 「僕らのピンク」「赤レンジャー」と来れば当然、スーパー戦隊。スーパー戦隊ストーンズ。その中でも、大我さんのメンカラ・ピンクについて考えたい。 色の関係から見る「僕らのピンク」 ピンクレ…

それは、変幻する男の物語。(ろーじーMV感想)

それは、一人の男の物語。 そう感じたのは、 普段着の青年らしき6人が順繰りに映される場面。"ふつうの"青年が、街の真ん中に佇んでいる。街はどこまで行っても終らないものだ。ぐるりと見渡しても、立ち尽くしても、前に進んでみても。 しかし、ギャングス…

偶像として生きる人へ:27歳に寄せて

何を書くべきか考えあぐねて、12月3日、金曜日を迎えようとしています。 まずは京本大我さん。12月3日。人間歴27年目。おめでとうございます。 大我さんの物事への向き合いかたがとても好きです。たぶん。 たぶんと言うのは、私は結局表出している大我さんし…

ウチとソト/ハレとケとケガレ/ファンアートと転載と濁酒。

どぶろくってご存知ですか。 私は呑んだことがないので味は知らないのですが、概念として。とりあえずここでは自家醸造の酒=どぶろくという非常に雑な扱いでつらつら。 ファンアートはどぶろくだなあとぼんやり思いまして。 最近、「転載やめましょう!」「…

顔についての雑感( ※『他人の顔』のことと大我さんのこと。)

私はふだん言及している通り、大我さんのファンであると自認している。たまに、自分は合っているのだろうか、と思う。 一般的なジャニオタと言われてる人たちとは感覚がずれているんだろうと思う。 ジャニーズのことを考えてるとき、自分は差別する人間であ…

大我さんの『癒えない』に助けてもらったって話

※暗い話する。私は本質的に暗いんだと思う。 大我さんのソロが聴きたい。京ジェのふたりのアルバムも、いつか出たら欲しいし、ライブだって絶対チケットをもぎ取りたい。 何で自分がこんなに大我さんに執着してるんだろう、って思ったけど、やっぱり『癒えな…

『スタンディングオベーション』感想/誰にとって「不要不急」?

◯この記事にたどり着いた方へお読みいただきありがとうございます。SixTONESジェシーくん主演『スタンディングオベーション』(@赤坂ACTシアター、2021年8月3日~29日)感想です。 www.tbs.co.jp 各演者さんに詳しいわけではないので、主に物語がど…

百年待っていてください。金曜ロードショー『風立ちぬ』を観た。

金曜ロードショーで『風立ちぬ』を放送していたので観ました。 メインテーマの、トランペットの音を聴きたかったから。 私の心に残ったのは、流れる時間の鷹揚さでした。 菜穂子が結核を必ず治す、と言ったときの「百年だって待つ」という二郎のことば。 カ…

「フィギュア」とか、アイドルとか。

〇この記事にたどり着いた方へ ご覧いただきありがとうございます。自己満足で書いているブログです。PLAYLISTの大我さんを見て、歌詞を読んで、それからここ最近の雑誌やら何やらを見て思っていることをつらつら書いているだけです。 www.youtube.com www.y…

紙の本の話

読めていない本がある。たくさんある。床の上を占領し、いつになったらページを開くんだと問いかける彼らそれぞれにわずかな罪悪感を持ちながら、眠りにつく。 今日、また、本が増えた。学生のころに買った『走れメロス』(角川文庫)と『人間失格』(集英社…

アイドルである彼らの共犯者。演劇論から考える。

ジェシーくんの舞台も、樹くんのドリボも、どちらもおめでとうございます。 7/10のSixTONESANNを聴いていて、演劇やライブについてふっと思ったことがあったので覚書としてこの記事をあげます。 珍しくなんかの役に立つと良いなあ。と思ってます。 ※私が大学…

文学に向き合うときと、SixTONESを考えるときのはなし。

◯このブログにたどり着いた方へ 読んでいただきありがとうございます。 私のなかでぐるぐるしていることをだらだら書いているだけです。面白くはないです。 自分が自分のために書いてます。 ◯本題 万人うけしないのは分かってて書いてるからいいや、と思うと…

私が泣いてしまった本のはなし

良い本を読んだと思ったから、感想を記録しておきたい。 泣いちゃうから読みきるのが辛かったこの本をようやく2周め読み終わった。自分がことばを好きだって気持ちを、自分がことばと向き合うんだって気持ちをちゃんと抱き締めて生きていたいな。 https://t…

まなざされる身体ー自分のなかにある大我さんを整理するはなし。

〇このブログにたどり着いた方へ 読んでくださってありがとうございます。 このブログはあくまで私が私のために書いている記事です。 自分が大我さんに対して何を感じているのか。6月時点で思っていることをただただ書くだけ。 自分の中にある大我さん像の…

変わらないこと、変わること。

変わらないことに価値を置く大我さんが好き。 今月の雑誌で、「10年前に好きだったもの、今も好き?」って10年後の自分に問いかけてたところが好き。 BOURGEOIS vol.5の「10年後の自分へ」のメッセージでこう言ってるのを思い出しちゃった。 10年後の僕はま…

文学好きなこじらせ田舎者の自分がたりと、大我さんについて考えていること。

この記事にたどり着いた方へ ご覧いただきありがとうございます。この記事は、しがない京本担が自分がたりをするだけの記事です。暗い。OneSTのレポをみて幸せになる今日この頃です。落選してるのでおとなしくおうち待機。 本題 私のはなしはすっ飛ばしてい…

SixTONESをみていて思った、多様性の話。

〇この記事にたどり着いた方へ 読んでいただいてありがとうございます。 この記事は、6月1日放送の『バリューの真実』に出演していたSixTONESを観て改めて考えたことを徒然なるままに書いてるだけの記事です。 閲覧注意はないはず……。 www6.nhk.or.jp 〇本…

「愛くるしい」をします。――『ホメホメ聖徳太子』の大我さん

◯この記事へたどりついた方へ 読んでくださってありがとうございます。 この記事は、しがない京本担が ホメホメ聖徳太子の「愛くるしい」にこじらせてるだけの記事です。 そもそも「愛くるしい」とは? "アイドル"というしごと ①庇護されるべき存在 ②崇拝さ…

Lifetimeの京ジェに思いを馳せた。

このブログを見ている方へ。 ご覧いただきありがとうございます。 LifetimeのMV感想を、ジェシーくんと大我さんのはなしに終始して書いてる記事です。 ふたりとも元来、内に没入するタイプだということを念頭に置いてLifetimeを見た時、ああこの人たちは何て…

今さらながら、「僕が僕じゃないみたいだ」の歌詞が好きだって話し

◯このブログにたどり着いた方へ お読みいただきありがとうございます。 この記事は、文学好きが「僕が僕じゃないみたいだ」の歌詞を今さら好きだっていいたいだけのブログです。 ひたすら歌詞の好きポイントをあげてくだけでとくに分析とかないです。 ◯本題 …

『推し、燃ゆ』をやっと読んだ。

ようやく読みました。発売当初話題になってたこの本。芥川賞受賞、しかるべくして獲った本だと思いました。以下、ネタバレを多分に含みます。 「推しが燃えた。」 この一文で始まる小説。「推し」は、人を殴って炎上した。 主人公を励ますのは、触れあえる地…

京本さんへ。生きててくれて、ありがとう。

(このブログにたどり着いた方へ) 開いてくださって、読んでくださってありがとうございます。しがないバンギャルがSixTONESにどはまりし、京本担となった今なにを考えてるのか書いてるだけの、私のための文章です。去年の夏にSixTONESに出会った人間なので…

ラジオ小説『オートリバース』とHiHi Jets『ドラゴンフライ』をごちゃまぜにしての感想

4月25日までradikoで公開されていた『オートリバース』ディレクターズカット、何回か聴きました。すごく良かったです。 1980年代の騒乱、自分が生きてきた時代じゃないのに没入していくことが出来て、幸せな体験だった!もどってこない青春ーーこのラジオ小…

「うやむや」再解釈。ー「アトリエの前で」を受けて②

https://ongakubun.com/posts/7151以前、音楽文に上記の「うやむや」解釈を載せました。でも「アトリエの前で」を読んでたら、ちがう解釈があたまをもたげてきて。再解釈、載せます。 私も批判されてる人間だって思いながら。 前回のブログに続いて。 (前回…

彼らは誰かにとってのジーザス。ー「アトリエの前で」を受けて

東海ウォーカーの連載、松村北斗さんの「アトリエの前で」を読みました。私はこのエッセーから、『ジーザス・クライスト・スーパースター』を思い出しています。 劇団四季でも定番となっている、ミュージカルの金字塔。 (下記、劇団四季『ジーザス・クライ…

顔とか。文体とか。京本さんとか。

"顔は人間の内と外とをむすぶ表玄関である。 文体は認識の内と外とをむすぶ表玄関である。" (安部公房「文体と顔」19591105)FINEBOYSplusBEAUTYの京本さんインタビューを読んで、このことばを思い出しました。人間の見た目は、人間の内と外とを結んでて、…

「天国の島」(DASH島のあの、開拓者を見せ、自然を讃える曲。)

『鉄腕!DASH』を観る度に懐かしさを覚えるのは、DASH島のテーマソングが吹奏楽コンクールの課題曲だから。2011年吹奏楽コンクール課題曲1「天国の島」。名演というと、大阪桐蔭の全国大会での演奏。 公式にあがっていないので、ここでは海上自衛隊東京音楽隊…

音楽は祈り、宣言。

「音楽って、何ですか?」そう尋ねられたら、何て答えるのが正解なんだろうか? 集団でつくるもの。音そのもののこと。和歌や古い叙情詩。理論で成り立っている、数学の一部。楽しむもの。人によって色々出てくると思う。私にとって音楽は祈り、そして自分を…